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「風の対話」CD 『未来を見る力「予見力」 下巻』(全9回)

語り手:田坂広志(聞き手:藤沢久美

「風の対話」CD 『未来を見る力「予見力」 下巻』(全9回)

価格:

27,000円 (税込)

購入数: セット

収録時間:4時間26分 (2006年収録)

未来の具体的変化は予測できない。
しかし、未来の大局的動向は予見できる。
では、未来を予見するために、何が必要か。
それは、実は、科学的手法ではなく、哲学的思索。

このシリーズでは、そのことをテーマとして、
全19回にわたって、次の話をしました。

第11回  「対立物の相互浸透による発展」の法則
第12回  弁証法で予見する資本主義の未来
第13回  「矛盾の止揚による発展」の法則
第14回  「矛盾のマネジメント」の心得
第15回  「弁証法的対話」の心得
第16回  「歴史観」としての弁証法
第17回  「複雑系の科学」と弁証法
第18回  「ネット革命」が切り拓く新たな歴史
第19回  人類の歴史と文明の螺旋的発展


第11回  「対立物の相互浸透による発展」の法則

これは、弁証法の法則の中でも、
社会や市場における「競争」の未来を予見するとき
役に立つ法則です。

では、これは、いかなる法則か。

端的に述べるならば、

「戦いあい、競いあっているもの同士は、
 互いに似てくる」

という法則です。

そして、この法則で、世の中を見渡すと、
企業と企業、政党と政党、国家と国家、制度と制度など、
あらゆる物事に「相互浸透」が起きていることが分かります。

この第11回では、この法則について話します。


第12回  弁証法で予見する資本主義の未来

弁証法の「対立物の相互浸透による発展」の法則。
この法則を使うことによって、
資本主義の未来を予見することができます。

例えば、いま注目されている「企業の社会的責任」(CSR)。
そして、いま増大しつつある「社会起業家」や「社会的企業」。

この二つの潮流は、資本主義を、どう変容させていくのか。

おそらく、近い将来、
「営利企業」と「非営利組織」という区別は、消えていく。
そして、そこから、
資本主義の新たな進化が、始まるのでしょう。

この第12回では、その進化について話します。


第13回  「矛盾の止揚による発展」の法則

ここまで、弁証法における

「事物の螺旋的発展」、
「否定の否定による発展」、
「量から質への転化による発展」
「対立物の相互浸透による発展」

という4つの法則について、語ってきました。
 
しかし、ヘーゲルの弁証法には、
これらの法則の根本にある
最も重要な法則があるのです。

それが、「矛盾の止揚による発展」の法則です。

では、この法則は、何を教えてくれるのか。

 この世界は、「矛盾」があるから変化し、発展し、進化していく。

そのことを教えてくれるのです。

では、この法則を理解するならば、
矛盾に満ちたこの世界に処していくために、
我々が抱くべき心得は、何か。

 割り切らない。

その覚悟が求められるのです。

この第13回では、この法則について話します。


第14回  「矛盾のマネジメント」の心得

ヘーゲルの弁証法によれば、
世界の本質は「矛盾」であり、
その矛盾を「止揚」することが、
世界の「発展」を促していくことに他なりません。

もし、そうであるならば、
我々は、この矛盾に満ちた世界に対して、
どのような心構えで
処していけば良いのでしょうか。

すなわち、「矛盾のマネジメント」の心得。

この第14回では、その心得について話します。


第15回  「弁証法的対話」の心得

ヘーゲルによって体系化された「弁証法」の起源は、
ギリシア時代の哲人、ソクラテスといわれています。

ソクラテスは、「対話」を通じて、
互いに、より深い認識に到達する技法として、

「弁証法」(ディアレクティーク)

を生み出したとされています。

すなわち、弁証法とは、本来、
「対話」の技術。

もし、我々が、弁証法のテーゼを深く学ぶならば、
相手との「対話」を通じて新たな知の創発を促していく
「弁証法的対話」の技法を身につけることができるのです。

それは、いま流行の「ディベート」(討論)の技術とも、
「ディスカッション」(議論)の技術とも、まったく違う
極めて高度な「知の技法」です。

では、その「弁証法的対話」の技法を、
いかに身につけるか。

この第15回では、その心得について話します。


第16回  「歴史観」としての弁証法

ヘーゲルの弁証法は、我々の生きているこの世の中の
変化・発展の法則を教えてくれますが、
それは、最も大きなスケールでは、
この世界の歴史が、どのような法則によって
進歩・発展しているのかを教えてくれます。

そして、このヘーゲルの弁証法を使って、
これから人類の歴史がどこに向かうのかを予見するならば、
そこには人類の文明の壮大な螺旋的発展の姿が見えてきます。

我が国の、この激動の時代において、
しばしば、「歴史観を持て」という言葉を耳にします。

しかし、そこで語られる「歴史観」とは、
戦国時代の織田信長や、明治維新の坂本竜馬などを
「歴史的人物」とするスケールで語られるようです。

しかし、これからの時代に、
我々が本当に身につけるべき「歴史観」とは、
「人類の文明」というスケールの歴史観であるべきでしょう。
 
ヘーゲルの弁証法が教えてくれるのは、
その壮大な歴史観です。

この第16回では、その歴史観について話します。


第17回  「複雑系の科学」と弁証法

米国のシリコンバレーの書店に行くと
不思議なことに気がつきます。
 
インターネットや情報技術に関する書籍の隣には
ベンチャー企業やベンチャー投資に関する書籍が積まれており、
その隣には、なぜか、「複雑系」に関する書籍が並んでいる。
そして、その隣には、さらに不思議なことに、
「東洋思想」に関する書籍が置かれています。

それは、単なる偶然ではありません。
そこには、必然的な理由があるのです。

なぜなら、ネット革命が進むと、
企業や市場や社会の「複雑系」としての性質が強まり、
「生命的システム」としての挙動を示すようになってくるからです。
そして、その「生命的システム」に処するためには、
古くから「東洋思想」において語られてきた
深い智恵が必要になるからです。

では、その「東洋思想」の根本にあるのは、何か。

実は、そこにも「弁証法的世界観」が存在するのです。

すなわち、「複雑系の科学」と弁証法。
 
この第17回では、そのことについて話します。


第18回  「ネット革命」が切り拓く新たな歴史

現在、急速に進展している「インターネット革命」は、
実は、「革命」という言葉の定義そのものを
書き換えていく革命に他なりません。

なぜならば、
これまでの歴史の中で起こってきた様々な「革命」が
すべて「中心の有る革命」であったのに対して、
「ネット革命」とは、
「中心の無い革命」と呼ぶべきものだからです。

言葉を換えれば、「ネット革命」とは、
誰か特定の個人や組織が意図的に主導するものではなく、
創発的に起こるものであり、
自己組織的に展開するものなのです。

では、革命が「中心の無い革命」、
そして「創発的な革命」となったとき、
何が起こるのか。

この第18回では、そのことについて話します。


第19回  人類の歴史と文明の螺旋的発展

ヘーゲルの弁証法とは、本来、歴史哲学として語られたもの。
その視点から見るならば、これから人類の歴史と文明が
どこに向かうかが見えてきます。
 
かつて、東洋の地から夜明けを迎えた人類の文明。
それは、数千年の歴史の流れの中で、その中心を西洋に移し、
西洋においても、その中心を欧州から米国に移しながら、
発展を遂げてきました。

しかし、この人類の歴史と文明は、
21世紀、壮大な螺旋的発展を遂げていきます。

すなわち、東洋において生まれた人類の文明は、
西洋において開花し、ふたたび東洋へと回帰していく。
その螺旋的発展が起こります。

言葉を換えれば、これから起こるのは、
新たな次元での、西洋文明と東洋文明の融合。

では、人類の歴史と文明の螺旋的発展において、
この日本という国が果たすべき歴史的役割は、何か。

その問いに対する答えは、
この日本という国が置かれた不思議な歴史的立場を
深く見つめるとき、自ずと見えてきます。
 
この第19回、予見力の最終回においては、
そのことを話します。


このシリーズの第1回、
どうすれば、未来を予見できるのか
を、下記より試聴いただけます。

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